Fight the Future

Java言語とJVM、そしてJavaエコシステム全般にまつわること

Wicketのフレームワークとしてのコンセプト、設計、コードのおもしろさは異常

タイトルどおり。

けれどWicketはコード量が多くなるから…

みたいなことを言われる。


何でもかんでもとにかくコード量が減れば

いいフレームワークアーキテクチャだというわけじゃない。

内容をいかに「読みやすく」表現できるかが大切だと強く感じる。

それは言語であっても同じ。

読みやすくの一要素としてコード量が少ないというのがあるだけにすぎない。


エンタープライズシステムの開発によくある

とにかくプログラマに書く量を減らさせる方針は、

コーディングのコストを「見かけ上」下げるが

代わりにデバッグのコストが増え、

通常デバッグの方がコーディングよりもコストがかかるため本末転倒である。


適材適所としてあるべきところにそのコードがあるというのは

保守運用の面から考えても効率がいい。


Wicketはいい。

僕はWicketが好きだ。

Spring 3.0とAS2.0の習得があるため、

全然Wicketへのまとまった時間が取れないけど…