Fight the Future

Java言語とJVM、そしてJavaエコシステム全般にまつわること

1/30(土)ScalaMatsuri 2016でスピーカーします

ScalaMatsuri 2016でスピーカーします。1/30(土)14:30 - 14:45です。部屋は、国際交流会議場 (400席; 通訳付き)でして、すごい部屋を割り当てていただいています。

scalamatsuri.org

タイトルは「ScalaコードはJVMでどのように表現されているのか」です。おいお前Scalaといいつつ結局JVMかよって言われそうですが、Scalaで書いているけどclassファイルから先は知らないという方をターゲットに、バイトコードの初歩を解説します。

ご存知のとおり、ScalaJavaやその他のJVM言語と同様に、コンパイルによってプログラムをJVMバイトコードに変換します。しかし、このバイトコードの命令はこうした他言語での利用を想定したものではなく、1つを除いてJavaのみを前提に考えられたものです。 それでもこうして多くの言語の実行環境となっているのは、JVMの設計が(もちろん実装も)とても優れているからだと言い切れます。ここでは一度Scalaそのものから離れて、ScalaコードがコンパイルされJVM上で実行されるまでの部分に注目します。 対象となる方はJVMバイトコードについて(まったく/ほぼ)知らない方とします。まずJVMとその命令を簡単に紹介しますので、前提知識は不要です。それからScalaの代表的な構文がバイトコードでどのように表現されているかを一緒に見てみましょう!

先述のとおり同時通訳をつけていただけるということなのですが、その関係上もう資料提出は終わっております!自分の感触ではすごくいいセッションになりそうな出来です。準備中はScalaコードをjavapしまくって、めっちゃ楽しかったです。JVM命令は全然知らない!という人が来ていただければ、とても楽しめて役に立つ内容になるんじゃないかなーと自分自身期待でいっぱいです。

申し込みは早くも満席となっていますが、参加される方で興味がある方はぜひ14:30から来てください!