Fight the Future

Java言語とJVM、そしてJavaエコシステム全般にまつわること

Jfokus 2018に参加します

JfokusというJavaの海外カンファレンスに参加します。聴講のみ、登壇はなしです!まだ転職して5ヶ月も経っていませんが、今回も会社から業務出張で参加させてもらえることになりました。

www.jfokus.se

場所はスウェーデンストックホルムで、2/5〜7の3日間のカンファレンスです。

Why Jfokus?

なぜ突然スウェーデンのカンファレンスへ?と思われるかもしれません。今年度行けるカンファレンス、JavaとくにJVMに関するものを探していました。

JavaOneなどでご一緒しているLogicoさんからこう返答をもらったこと、あと初日に"Jfokus VM Tech Summit"というものが開催されることが決め手でした。VMとありますが、ほぼJVMに関するものです。

www.jfokus.se

Project Loom(Fiber)やShenandoah、ZGC、IBMのポーズレスGCなどの新GCアルゴリズム、Falcon JITコンパイラなど、僕の興味にずばりときています。

Simon Ritter-sanもブログにこう書いていました。

In my opinion, this is one of the best conferences in Europe: great attendance (1,800 people this year, I believe), great organization, and great sessions.

www.azul.com

個人的には、ヨーロッパでもっともいいカンファレンスの1つだね。すばらしい参加者(今年(注: 2016年)は1800人だったと思う)、すばらしい運営、すばらしいセッションだよ。

Simon-sanも毎年登壇しているそうです。今年もされます。

魅力的なセッション

VM Tech Summitだけでなくあとの2日間も、あのCharles Nutter-sanの"MethodHandles Everywhere"というセッションがあったり、JavaチーフアーキテクトMark Reinhold-sanのセッションも2つあったりと、間違いなく日本では1カンファレンスで聴けない内容です。

Graalがないのが唯一残念なところです。

Javaカンファレンスを探す方法

よいカンファレンス情報を手軽に入手したいという方は、Java Magazine(英語版)を読まれるとよいです。毎号初めの方で、開催されるカンファレンスのイベントが2,3ページで紹介されています。日本語版にはない(翻訳時にはカンファレンスが終了しているため省略されている)ので、英語版をお読みください。

Java Magazine

Jfokusも、2018 November/Decemberで紹介されており、一番大きく記事があります。

何回も海外カンファレンスに行って何がしたいの??

いつかは海外カンファレンスの運営側から誘われて、世界中のいろいろなカンファレンスで登壇したいと思っています。今の英語力、技術力、OSSコントリビュートから考えると笑い話ですが…

カンファレンスを通じて、世界中のさまざまな国のことを感じたいです。

前述のとおり、JavaOne 2017に続き今回も業務出張です。こういったことを公開することで、弊社に興味を持ってもらえれば採用面で多少の貢献になるかな、とも考えています。