大学生で塾講師として教える立場で、
社会人になり逆にまた教わる立場になった。
教える立場から見れば、どういう人に力を入れて教えるのか、
教わる人はどうするとよいのか自分なりの考えをまとめてみよう。
教わる人に大切なのは、反応と実行だと思う。
教える人は自分の言動に反応する人には
惜しみなく自分の持っているものを伝える。
ただし反応だけではダメだろう。
実行が伴っていないからだ。
時間がたつと、教える人からすれば
実行しない人にはある種裏切られた気持ちになる。
そして教わる人は、実行した結果と感想を
教える人に述べると、お互いに「もっともっと!」となり
よい雰囲気になるのではないかなあ。
例を挙げると、
教える人(以下t)「この本よかったよー!オブジェクト指向ってなに?の疑問が少し解けるかも」
教わる人(以下s)「え!?そうなんですか!その本知らなかったです。読んでみます!」
s「前に紹介してもらった本、読んでますよ!」
t「お!そうなのか!」
s「あの本、読み終わりました!すごくわかりやすかったです!」
t「読んだかー。そういってもらえると紹介しがいがあるよ」
s「もう少しクラスの作り方とか詳しく勉強したいです」
t「それならあの本がいいよ・・・」
こんな感じかなあ。
ちょっと例がしらじらしい?
こっそり実行してもいいんだけど、(それでも力はつく)
教える人からたくさん伝授してもらうには
やっぱり反応を返していくことが大切だろう。
実際、講師の時には、よく質問をしにくる子とか
結果を報告してくる子とかは、
ひいきにならないよう気をつけながら
よく面倒を見た気がする。
よくよく考えればこれってコミュニケーションの基本なのかな。