経験には「質」があるんだよ。
長くやってればそれだけ「経験がある」わけじゃない。
長い期間やっているマネージャだからといって、無条件に全員マネジメントがうまいわけじゃないよね??
長い期間やっていれば、それだけ経験豊富というのが一般的なイメージだけど、
「長い」というのはそのまま能力に比例するわけじゃないってこと。
これはスポーツだろうが仕事だろうが、すべてに通じること。
単に何かをやるわけじゃなく、「考えて」やらなければルーチンワークを繰り返しているだけに過ぎない。
何を考えるべきかというと、一番は「目的を理解する」ことだ。
目的を理解し、何のためにそれをやるのかを説明できるまでに解釈することだ。
そうすることで、「目的を達成するための手段」を考えられるからだ。
作業内容だけ理解しても、単にそれをやるという行動しかできない。
だけど目的を理解すると、「どうやって」それを達成するか自然に考えられる。
スポーツの練習でもそうだよね?
練習内容を理解するだけでは、あまり上達しない。
その練習の目的を理解して取り組んだとき、もっとも上達する。
経験という言葉は安易に使われすぎ。
単純な反復が経験になるのは、初心者のときだけだ。