Fight the Future

Java言語とJVM、そしてJavaエコシステム全般にまつわること

メンバーからの提案に「No」を言わない

メンバーからの提案に「No」を言わないってのは、とても大事なことだ。

もし実現できないことでも、「No」とは言わず、「Yes, but...」形式にして、はじめに「Yes」と言う。

「あとでいいんちゃう?」みたいにはぐらかしてしまうのも、いい結果とならない。


プロジェクトにおいて、もっとも重要なファクターは何か?

それはメンバーの士気、モチベーション、やる気だ。

そもそも、提案をするメンバーは、(いちゃもんつけ以外は)やる気のあるメンバー。

簡単に「No」を言えば、もう提案はないと考えていいだろう。

「あとで」と言って、本当にあとで実現できたことは今まで何回あるだろう?

低い割合だと予想するよ。

テストコードを書きたい、という話をして、本当にあとでテストコードを書いたことがあるだろうか?

もう画面からテストするから、とか、工数が足りないから、とか、結局実現していないんじゃないだろうか?


「あとで」じゃないんだ。

「〇〇と△△のタスクが終わったら」とか「○月△日」から、と具体的にしておく。

そうすれば、その時になったらメンバーから「あれをやろうと思うんですが」というように進んでいくだろう。

「あとで」としてしまって、いつ、もう1回その話題をするんだい?


提案があれば、Yesから始める。

きっと、そのメンバーはこれから先もいい提案をしてくれるよ。