メンバーからの提案に「No」を言わないってのは、とても大事なことだ。
もし実現できないことでも、「No」とは言わず、「Yes, but...」形式にして、はじめに「Yes」と言う。
「あとでいいんちゃう?」みたいにはぐらかしてしまうのも、いい結果とならない。
プロジェクトにおいて、もっとも重要なファクターは何か?
それはメンバーの士気、モチベーション、やる気だ。
そもそも、提案をするメンバーは、(いちゃもんつけ以外は)やる気のあるメンバー。
簡単に「No」を言えば、もう提案はないと考えていいだろう。
「あとで」と言って、本当にあとで実現できたことは今まで何回あるだろう?
低い割合だと予想するよ。
テストコードを書きたい、という話をして、本当にあとでテストコードを書いたことがあるだろうか?
もう画面からテストするから、とか、工数が足りないから、とか、結局実現していないんじゃないだろうか?
「あとで」じゃないんだ。
「〇〇と△△のタスクが終わったら」とか「○月△日」から、と具体的にしておく。
そうすれば、その時になったらメンバーから「あれをやろうと思うんですが」というように進んでいくだろう。
「あとで」としてしまって、いつ、もう1回その話題をするんだい?
提案があれば、Yesから始める。
きっと、そのメンバーはこれから先もいい提案をしてくれるよ。