JfokusというJavaの海外カンファレンスに参加します。聴講のみ、登壇はなしです!まだ転職して5ヶ月も経っていませんが、今回も会社から業務出張で参加させてもらえることになりました。
場所はスウェーデン、ストックホルムで、2/5〜7の3日間のカンファレンスです。
Why Jfokus?
なぜ突然スウェーデンのカンファレンスへ?と思われるかもしれません。今年度行けるカンファレンス、JavaとくにJVMに関するものを探していました。
そのカンファレンスは結構濃い内容の話が多いですね。
— Logico / 江草家の人々 (@OraBlogs_jp) 2017年11月28日
JavaOneなどでご一緒しているLogicoさんからこう返答をもらったこと、あと初日に"Jfokus VM Tech Summit"というものが開催されることが決め手でした。VMとありますが、ほぼJVMに関するものです。
Jfokus VM Tech Summitがすごそうな感じがしてる。Loom、ZGC、Shenandoah、Falconとか1日で聞けるみたい。
— じゅくちょー Koichi Sakata (@jyukutyo) 2017年12月14日
Project Loom(Fiber)やShenandoah、ZGC、IBMのポーズレスGCなどの新GCアルゴリズム、Falcon JITコンパイラなど、僕の興味にずばりときています。
Simon Ritter-sanもブログにこう書いていました。
In my opinion, this is one of the best conferences in Europe: great attendance (1,800 people this year, I believe), great organization, and great sessions.
個人的には、ヨーロッパでもっともいいカンファレンスの1つだね。すばらしい参加者(今年(注: 2016年)は1800人だったと思う)、すばらしい運営、すばらしいセッションだよ。
Simon-sanも毎年登壇しているそうです。今年もされます。
魅力的なセッション
VM Tech Summitだけでなくあとの2日間も、あのCharles Nutter-sanの"MethodHandles Everywhere"というセッションがあったり、JavaチーフアーキテクトMark Reinhold-sanのセッションも2つあったりと、間違いなく日本では1カンファレンスで聴けない内容です。
Graalがないのが唯一残念なところです。
Javaカンファレンスを探す方法
よいカンファレンス情報を手軽に入手したいという方は、Java Magazine(英語版)を読まれるとよいです。毎号初めの方で、開催されるカンファレンスのイベントが2,3ページで紹介されています。日本語版にはない(翻訳時にはカンファレンスが終了しているため省略されている)ので、英語版をお読みください。
Jfokusも、2018 November/Decemberで紹介されており、一番大きく記事があります。
何回も海外カンファレンスに行って何がしたいの??
いつかは海外カンファレンスの運営側から誘われて、世界中のいろいろなカンファレンスで登壇したいと思っています。今の英語力、技術力、OSSコントリビュートから考えると笑い話ですが…
カンファレンスを通じて、世界中のさまざまな国のことを感じたいです。
前述のとおり、JavaOne 2017に続き今回も業務出張です。こういったことを公開することで、弊社に興味を持ってもらえれば採用面で多少の貢献になるかな、とも考えています。