以前にJavaOne 2018の日程変更を書きました。
JavaOneとはサンフランシスコで開催される、Oracle主催のJavaカンファレンスです(でした)。このエントリの時点で、今まで5日間のカンファレンスだったのが4日と短くなり、少し残念な気持ちがありました。
そして先日、公式に"JavaOne"は拡張/終了し、Oracle Code Oneに変わると発表がありました。
talks on Go, Rust, Python, JavaScript, SQL, and R
topics such as chatbots, microservices, AI, and blockchain
これは単なる名称変更ではなく、Java以外の、言語だけでなくさまざまなものを範囲とする総合的な開発者向けカンファレンスに変わるということです。オラクルはOracle Codeという開発者向けイベントを数年前から開催しています。その頂点としてOracle Code Oneということでしょうか。
Oracle Code is a free event for developers to explore the latest and greatest developer technologies, practices, and trends.
ただし、オラクルはJavaOneにあったプログラムと核となるコンテンツはOracle Code Oneで今後も提供すると述べています。
技術サイトInfoQでも記事が出ており、日本語版は私が翻訳しました。
私とJavaOne
私は2015年からJavaOneに参加していました。2015、16、17と3回参加したわけです。まさか昨年のJavaOneが最後のJavaOneになるとは思ってもいませんでした。昨年2017年のJavaOneは第3子の出産予定日と重なり、妻は(あきれた様子で)後押ししてくれて行ったわけですが(そして期間中に生まれた…)、もし行かなかったらどんな感情が渦巻いていたのでしょうか。私にとって海外カンファレンスに参加することがかなり大きな趣味、生きがいになっていますので。
反響(とくに海外から)を見て
この変更にはもちろん批判が多く、私自身ももちろん変更自体がすごくうれしいわけではありません。ただ、これは受け入れるしかないなあ…という感じです。私は運営の人間ではありませんし、上述の発表ブログを書いたSteveさんは少し知り合いなので、議論なく決まったことではないだろうと想像します。
とにかく今年一度Oracle Code Oneに参加してみて、このことを判断しようと思っています。CfPが出たので、セッションを3つ申請してみました(IGNITE1つ、BOF2つ)。
Oracle Code Oneは2018/10/22-25の4日間、サンフランシスコのモスコーン・センターで開催されます。日本から参加する方も多いので、興味を持たれた方は一緒に行きましょう!チケット、航空券、ホテルなどよくわからないことがあれば、気軽にTwitter @jyukutyoまで連絡してください。