Fight the Future

Java言語とJVM、そしてJavaエコシステム全般にまつわること

DevNexus 2019に参加しました

2019/03/06 -08に開催された、DevNexusというカンファレンスに参加しました。 場所はUSのアトランタです。

devnexus.com

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DevNexusとは

アトランタJava User Group(JUG)主催のカンファレンスです。 JUG主催ですので、Javaが中心ではありますが、アジャイルやJavaScriptなどのトラックもあり、同時並行で14トラックあります。たとえば、日本のJJUG主催のカンファレンス、JJUG CCCが7トラックですので、その倍と考えると規模がイメージしやすそうです。2004年に前身のカンファレンスが始まったので、すでに15年以上続いており、昨年の参加者は2200人以上だそうです。

1日目はワークショップ、2、3日目がカンファレンスセッションです。費用は、ワークショップを付ければ800ドルほど、なければ600ドルだったように思います。

DevNexusどうだった?

私自身は、非常に楽しかったです!たしかに、カンファレンス自体の規模では、Oracle Code One/JavaOneのように圧倒されることはありません。ただ、ローカルのユーザグループが開催するカンファレンスの、最終形のように思います。規模が大きい、運営はしっかりしている、ということに加えて、ローカルならではの、温かみや交流を感じられました。

何度も海外カンファレンスに参加経験がある方はもちろん、初めて海外カンファレンスに参加される方にも、おすすめです。費用面を考えても、Code Oneだとカンファレンスパスが1600ドルの上に、サンフランシスコの高額な宿泊費がかかりますが、こちらはパスは半額、アトランタの宿泊費はサンフランシスコの半額ちょいです。大まかに計算してみます。

  • 航空券: 16万円(1ヶ月前予約)
  • 宿泊費: 10万円(会場と直結、DevNexus割引のある4つ星ホテルの場合)
  • カンファレンスパス: 9万円(1ドル114円 * 800ドル)
  • 合計: 35万円

カンファレンスパスに朝食と昼食がついてきますので、食費はあまりかかりません。JUGリーダとJavaチャンピオンは、ワークショップを含む無償パスがもらえますので、今回私はカンファレンスパスの代金がかかりませんでした。

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朝食はパンとフルーツ、昼食は簡単なビュッフェです。味付けは、辛めのものが多かったです。とくに、サラダのドレッシングがびっくりするくらい辛いです。

技術的な観点では、次のことを目的としていました、

  • 2GM (GROOVY, GRAILS, AND MICRONAUT) のトラックがある。主にMicronautについて聴きたい。

Micronautの作者のセッションがいくつかあったので、それを聴いてきました。実際に自分でその内容を動かしてみて、このブログに書く、かもしれません。

部屋は、小ぶりのもので40人くらい、キーノートやcore Javaのトラックの部屋は、2000人くらい入りそうでした。

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なぜ海外カンファレンスに参加するのか?

日本のソフトウェアエンジニアは、海外カンファレンスに参加すべきだ!みたいな考えはまったくありません。私の場合は、単純に海外カンファレンスに参加することが楽しい、ということに加えて、ここ数年は知人友人に会う、という感覚が出てきました。私にもともと海外の友人がいた、というわけではありません。海外、日本でカンファレンスに参加した回数が増えるつれ、友人ができたのです。

私自身は、こういう風になりたい、こんな風にソフトウェアエンジニア人生を楽しみたい、と憧れてきました。現実が、実際にそんな風になってきました。海外カンファレンスに行くからすごい、海外エンジニアに友人がいるからすごい、というわけではありません。ただ、もし、これが楽しそうに思われたなら、ぜひ海外カンファレンスに参加してみてはいかがでしょう?1回だけで、いろいろなことが変わるわけではありませんが、カンファレンスそのものに日本との違いがありますので、きっと衝撃を受けます。

英語?大丈夫です。私は、日本の教育のみで育ち、留学もしていません。受験勉強のみです。そして、最初は本当にズタボロになります。中学校からずっと英語を勉強していたのに、まったく何もできないことに、大いに打ちのめされます。それに気づいたときが、スタートだと思うのです。英語ができるようになったら、参加する、ではありません。参加して、できないことが、どのくらいできないのかが、自覚できたとき、初めて英語に向き合うことができる、と思っています。

余談

時差ボケ

カリフォルニアにはもう何度も行っていたため、時差ボケもいつものぐらいと考えていました。日本との時差は、カリフォルニアで16時間、アトランタが14時間です。ところが、今回は過去にないくらい時差ボケに苦しみました。もしかすると、自分の体調がもともとよくなかったからかもしれません。たとえば、東海岸に行くほうが時差ボケがつらいとも聞いたことがあります。アトランタは、東海岸ではないですが、東部にあります。

Chipotle

Chipotleというファストフード店をご存知でしょうか?アメリカにある、メキシカンフードのファストフードです。私はChipotleが大好きで、アメリカに行った際は、ほぼ確実に行きます。今回は、会場から徒歩15分のところにあると調べていたのですが、ありがたいことに1人で食事に出かける機会がなく、行けませんでした。しかし!私は空港にあることも、調べていたのです!!

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わざわざ国内線ターミナルまで移動し、無事Chipotleを発見しました。夕食の時間ということもあり、10人ほど並んでいました。今回は、ボウル、カルニタス、ブラウンライス、ブラックビーンズ、トマトソース、サワークリーム、チーズです。

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変わらぬおいしさでした。日本にもお店を作ってほしいと、切に願っています。