JVM Language Summit (JVMLS) 2023とOpenJDK Committers' Workshopに参加しました。場所はUSのサンタクララにあるOracle社のキャンパスです。
JVM Language Summit — August 7–9, 2023
JVMLSには2018と2019に参加しています。Committers' Workshopは初めての参加です。今年2023年2月にOpenJDKのコミッタになれたことが気持ちを後押ししてくれました。
The JVM Language Summit is an open technical collaboration among language designers, compiler writers, tool builders, runtime engineers, and VM architects
(JVM Language Summitは言語設計者、コンパイラ作成者、ツール作成者、ランタイムエンジニア、VMアーキテクトでのオープンな技術的コラボレーションです。)
JVMそのものの最新動向やJVM関連のツール、JVM上で動作する言語などについて、Java/JVM界のトップと凄腕開発者が集まるイベントです。参加者は"About 80–100 attendees are expected(参加者は80〜100人の見込み)"と、非常に小さい規模で開催するのが特徴です。
アジェンダはこんな感じでした。
ただ、セッション「Null Awareness with JSpecify」はスピーカーの方が事情で来られず、他の時間にやる予定だったライトニングトークが代わりに入っています。
各セッションの内容はブログ1エントリに入れられない情報量なので、時間をかけながら書くかもしれませんし、書けないかもしれません。
JVMLS終了後、次の日から同じ場所でOpenJDK Committers' Workshopがあります。なおコミッタ以上でなくても参加できますが、公式ページには「As at past Workshops, preference will be given to Committers with a strong record of past contributions, though some space will be made for new Committers who have a strong potential for ongoing future contributions.」という記載はあります。
アンカンファレンスに近い感じでディスカッションをします。当日トピックを出して参加者が投票をします。日本からはchiroitoさんがトピックを出し、採択されていました!純粋にすごいと思いました。トピックを出すだけでなく英語でトピックの導入部分を話すだけでなく、それを名だたる開発者を前にやるわけですから…すごい意思です。僕にはまだ立ち上がることができませんでした。
ディスカッションでマイクを持って自分の考えを英語で説明する。そこには前提となる技術力も必要ですし、瞬間的に英語を話さなければなりません。まずここを追い求めていきます。
時差ぼけ
今回は今まででもっとも時差ぼけがひどかったです。USは10回目くらいなので対策も基本的なことはできていると思うのですが、加齢もあるのかもしれません。行きの飛行機はしっかり睡眠を取ったし、到着後少し歩き日光を浴び、風呂に入り、アイマスクと耳栓を使いましたが滞在中はずっと短時間睡眠と中途覚醒でした。カンファレンス初日の帰りに嘔吐したくらいひどかったです。睡眠改善薬も用意しており使ってみましたがよい効果はありませんでした。次回はもっと対策を練って実行してきます。