taka hiroは、スキルが低い人でも均一的に作業をこなせる世界。それに対して、私は(ある程度の)スキルを持った人たちが集中して作業をこなしていく世界。
taka hiro:プログラムなんて、誰がやっても同じ(な世界を作れる)よね。
私:いや、誰がやっても同じなんてあり得ないし、(例えばフレームワークで)その世界を強制しようというのは非現実的だよ。
という会話に、お互いが目指している世界の違いが凝縮されています。
コの業界のあり方とか - Talking Nonstop
これはある種真実ですよね。妥協点は見つからないかもしれませんね。。。
きっとどちらの世界でも突き詰めれば、きちんとやればソフトウェア開発として「成功」すると思います。
# スキルが低い人でも均一的に作業をこなせる世界で失敗プロジェクトが多いのは、深く考えずに今までやってきたことをやってるだけってプロジェクトがほとんどだから。
でも1エンジニアとしても、どちらの世界に行くか選ばなければいけないんでしょうね。
# こっちに行くべきってのも究極的にはないと思う。
メリット、デメリットがあるでしょうし。
スキルが低い人でも均一的に作業をこなせる世界 => 「製造」
- 作業が決まっている
- 一定の技術を身につければよい
スキルを持った人たちが集中して作業をこなしていく世界 => 「創造」
- 作業自体を考える
- 深く広く技術を身につける必要がある
# うまくまとまらない。。。
どちらに進むかは価値観による。。。?
「製造」はプログラミングを定型的な作業と考えて、流れ作業的なライン生産として扱う。
「創造」はプログラミングを創造的な作業と考えて、自己完結作業的なセル生産として扱う。
ただ、現実を見ると「製造」の世界はよほどプロジェクトマネージャーの力量が高くないと、なかなか成功しないようです。
# 「成功 = 納期 + 品質 + コスト + メンバーの健康」と定義すると。
「製造」の世界でも成功できそうな、資源(人・金)や体制がある会社だったら、無理に「創造」の世界に進まなくてもいいかもしれないですね。
でも、そうでない環境なら、自分の身を守る意味でも「創造」の世界の方がいいような。
ただ、「創造」の世界に行くには、力量をつける必要があるんですよね。。。
もっと力をつけないと。