そんなとき、このような言葉をかけてもらえました。
@jyukutyo 中途半端でいいんですよ!その両輪が見える立場はとても大事です。
— 鈴木雄介/Yusuke SUZUKI (@yusuke_arclamp) 2016年5月22日
@jyukutyo 中途半端さの悩みは「誰にも相談できない」ことです。同じ視野で考えられる人がいないから。でも、それは解決しない悩みです。むしろ、突き詰めて自分にしかできない判断をすることが価値になります。僕自身も中途半端で悩んでたことあります!
— 鈴木雄介/Yusuke SUZUKI (@yusuke_arclamp) 2016年5月22日
@jyukutyo まさにそれが価値ですよ。ぜひ中途半端さを突き詰めてください。孤独な判断をするためには論理と哲学が必要です。そうしないとブレちゃうので。ぜひ、そこを悩み続けてください!
— 鈴木雄介/Yusuke SUZUKI (@yusuke_arclamp) 2016年5月22日
もう1年経ちますが、折に触れて思い出します。
僕は今も全然中途半端です。半年前からマネジメント領域の仕事にも携わるようになりました。マネジメントは人よりうまくできて勝てる領域だ!とは自分では感じないので、今後もやっぱりマネジメントやチームリーディングや、そこに技術力を交えて自分の居場所を作っていくんでしょうね。
自分が経験した範囲では、技術のベースを持って、エンジニアチームの技術的判断と同時にビジネスの観点を持ってチームリーディングをする人というのはかなり希少だと気づきました。技術とビジネスの2つの間でトレードオフを判断できる人が少ないんです。いわばバックログに技術的課題とビジネス的課題の両方がズラリとあるときに、そこに優先順位をうまくつけられる人です。
もちろんこれができる人が至高!と言いたいわけではなく、もしかすると僕のようなどの分野も中途半端と感じている人には、心理的抵抗なく受け入れられるポジションなのかなと考えています。
みな自分が苦がなく人よりうまくできてなぜか勝てると感じる領域で仕事をする方がよいです。技術やマネジメントといった1つの分野で突き抜けられればそれはそれでいいのですが、中には僕のように中途半端さに、ある種の器用貧乏さに苦しんでいる人もいると思います。どんな分野の仕事でも関われば一生懸命やってしまう、そしてその分野でそれなりの結果を出していく、それが故に突き抜けた分野がないという人です。自分と同じような観点や考えを持っている人が周りにいなくて、孤独を感じるんです。エンジニアの集まりに行っても、マネージャの集まりに行っても、どこか居場所がなく感じる。
そんな中途半端さこそが価値だ!という雄介さんからのメッセージは、とても勇気づけられます。