Java Community Keynote
コミュニティキーノートは、技術的な内容ではありません。Javaコミュニティのメンバーによる演劇ですが、これがまたおもしろい!!Javaに関するウィットに富んだ内容となっています。今年はマトリックスがモチーフでした(昨年はスター・ウォーズ)。
ネオ役がSebastian!ここ2年Stevenとバイクで日本のJUG巡りをしている彼です。日本からは日本オラクルの伊藤敬さん、Javaチャンピオンさくらばさん、JJUG幹事&Java女子部代表のよこなさんが、けっこういい役で長めの出演でした!私自身は写真を撮っていませんので、杉山さんのお写真をお借りします!
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— Takaaki Sugiyama (@zinbe) 2017年10月5日
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— Takaaki Sugiyama (@zinbe) 2017年10月5日
よこなさんの周りを取り囲んでいるものは、多数のラズパイです。展示にもあったのですが、ラズパイに取り付けたカメラでぐるっと撮影したものを動画に加工するというものです。
コミュニティの活動が盛んなブラジルやロンドンといったところがフィーチャーされるのは私自身もJUGリーダゆえよくわかるのですが、ここ昨年今年と日本もそうなっているのはすごく驚くことであり、またとてもうれしいことです。今後もしてもらえるように、日本のコミュニティのVisibilityを世界に発信しなくては!とコミュニティの一員として強く感じています。
昨年は録画が見れたので、今年も近日中に録画公開されるのではないかと思います公開されています。ぜひご覧ください。
https://www.oracle.com/javaone/on-demand.html?bcid=5604479599001
なお、JavaOneのキーノートの録画も見れます。
https://www.oracle.com/javaone/on-demand.html?bcid=5596229112001
JavaOneのセッション動画
コミュニティキーノートに限らず、JavaOneのセッション動画はYouTubuのjavaアカウントから公開されています。今年のJavaOneの多くのセッション動画がすでに公開されています。このアカウントはJavaOneだけでなくさまざまな動画を公開していますので、ぜひチェックしてください!もちろん英語ですが、動画なので聞き取れなかったら止められますし、字幕ボタンを押せば字幕も出ますから!
私のおすすめ視聴方法は、会社の昼休憩に見ることです。ご飯を食べた後、20分程度時間が余りませんか??海外でもセッションは45分、50分です(今年のJavaOneは45分)。20分あるなら、2日で1本セッションが見れます!これを日々続けると、年間でそれなりのセッションを見ることができます。
HotSpot AOT Internals and AOT + CDS Performance Results
AOT(Ahead-of-Time)コンパイルとCDS(Class Data Sharing)のパフォーマンス結果比較のセッション。Graalが絡んでおります。AOTはまだ実験段階という感じです。この方、JVM Language Summit(JVMLS)でも話されていました。
Byte Buddy: Bytecode Generation Made Easy
中の人によるバイトコード操作ライブラリByte Buddyについてのセッションです。ただ、すごく初心者向けでした。AspectJやSpring AOPと比較するという観点から入り、Javaエージェントを作り、といった感じです。Byte Buddyに興味がある方は、Java Magazine 日本語版にもあるので、そちらをご覧になるとよいです。
http://www.oracle.com/webfolder/technetwork/jp/javamagazine/Java-ND15-ByteBuddy.pdf
以前JJUG CCCで私もByte BuddyとJavaエージェントのセッションをしました。そのスライドもあります。
www.slideshare.net
Vectors with Values on the JVM
Valhallaは待たずにPanamaのSIMD vectorization進めるよ!とのこと。僕には難しいから解説できません。こちらがおすすめです。
JavaOne 2018
10/28(日)-11/1(木)です!行きましょう!!