Fight the Future

Java言語とJVM、そしてJavaエコシステム全般にまつわること

JavaOne 2017 移動&滞在(もしくは海外カンファレンス参加Tips) #JavaOne #j1jp

2015年から3年連続JavaOneに参加しています。これから参加してみたいという方の役に立てばと思い、情報をまとめます。

ホテル

今年2017年から、JavaOneの会場がモスコーニに戻りました(モスコーニ・ウエスト。モスコーニはノース、サウスもありそちらではOracle Open Worldが同時開催されています)。

そのため、便がいいのはモスコーニの近くのホテルです。モスコーニは鉄道BARTのPowell St.駅に近いので、日本への往復時も負担が少なくなります。ただし高いです。サンフランシスコは元々ホテルが高いですが、JavaOneとOpen Worldが同時に開催されるためさらに高騰します。通常ランクで1泊2万円前後はかかると思ってください。AirBnBも同様に高騰しますので、安くありません。

LyftやUber、バスで会場に行ってもいい、となると選択肢は広がります。ただ、朝は渋滞となるので、早めの行動が必要です。JavaOneは朝イチのセッションは"8:30"開始なのです…。

テンダーロイン

サンフランシスコのホテルを検索していると、設備が整っているのに安いホテルが見つかったりします。そのホテルの地区を確認しましょう。"テンダーロイン"だったりしませんか?もしそうならそのホテルは止めましょう。あなたがサンフランシスコを熟知しているのでなければ…。テンダーロインは危険地区です。とくに夜間は犯罪に遭遇するかもしれません。ヒルトンがあるような一般的なブロックの隣のブロックからテンダーロインに該当しますが、安易に大丈夫と考えないでください。日本ではなくアメリカなのです。

私も以前間違って少し足を踏み入れましたが、ホームレスの人も多く、何か違う空気感があります。"マリファナの独特な匂い"がする場所も多いようです(カリフォルニアはマリファナが合法)。

ホステル

ホテル以外ではホステルだと安いそうです(私は泊まったことがありません)。1泊1万円以下もあるそうです。シャワーやトイレが共同だったり、ベッドメイキングがなかったりします。

ホテル検索

エクスペディアやBooking.comなどを使います。

www.expedia.co.jp

エクスペディアで航空券とホテルを一緒に取ると安くなります。ただし、1年前からホテルを予約する場合はまだ航空券が買えないのでホテル単体で予約するしかありません。

航空券

とにかく安く済ませたい人は

乗り継ぎで行きましょう!5ヶ月前だと往復7万円台で乗り継ぎ1回の便があります。私は今まで香港経由(キャセイパシフィック航空)、韓国仁川経由(アシアナ航空)に乗りました。乗り継ぎすると15時間はかかります(直行だと9時間)。

私は直行便も利用したことがありますが、実は乗継便の方が好きです(安いからだけではなく)。直行便ですと、日本人CAの方が必ずおられます。また乗客も日本人の方が多いです。それが、何か"スイッチ"を入れてくれないのです。日本語を話す、聞く環境から早く切り離されることで、至れり尽くせりの日本ではないという感覚が整います。"図太くいかなくてはならない"感覚です。

また、乗り継ぎ便には帰国の深夜便があります。蟹One(後述)に参加しても、そのまま空港に向かえば余裕で乗れます。すると1泊分のホテル代が浮きますので、2万円浮かせられます。自費の方にはとくにこの方法がオススメです。一度私は帰国便でキャセイパシフィック航空のサンフランシスコ深夜1:20発の便で香港を経由して帰国しました。

直行便

東京からは複数便あります。JAL便はエコノミーでも他会社より広いそうです(Twitter情報)。

関西からは1日1便、ANAとUnitedのコードシェア便しかありません。日本人CAがいる以外はUnitedだと思ってください。サービスはよくありません。そのため伊丹から成田経由でサンフランシスコへ行く方もいます。

航空券検索

便利なサイトがいくつもありますが、私はスカイスキャナーを使っています。

https://www.skyscanner.jp/

飛行機での過ごし方

日本からサンフランシスコへの出発便は、時間が戻る(夕方発でその日の午前に到着するなど)ので、飛行機で寝ない方がよいパターンもあります。帰国便は出国便より飛行時間が長い(太平洋を西に進むとジェット気流に逆行するため)ので、ゆっくりする時間も必要です。

必需品
  • 耳栓(またはノイズキャンセリングヘッドホン)
  • アイマスク

音と光を遮断することが大切です。時差の関係で外が明るく窓から光が入ったり、隣の人がPCや映画を見ている場合などは光が目に入ります。また飛行機内は騒音もかなりあります。とくにどんなものでもよいかと思います。

hands+ アイマスク ネイビー

hands+ アイマスク ネイビー

この2つはホテルでも必需品です。眠りを深めるためです。ホテルはわりと外の声や音が聞こえることが多いです。

あるといいもの
  • 加湿マスク
  • ネックピロー

飛行機内は乾燥します。加湿マスクがあるとよいです。こういったタイプのものです。

のどぬ~るぬれマスク ひもなし貼るタイプ 就寝用 10時間加湿持続 無香料 3セット

のどぬ~るぬれマスク ひもなし貼るタイプ 就寝用 10時間加湿持続 無香料 3セット

首を休めるのに、ネックピローがあるとよいです。トラベル用のものでよいと思います。私が使っているのは、トラベル用ではなくこれです。

ジムナストミニ(gymnast mini) GYMINI

ジムナストミニ(gymnast mini) GYMINI

時差ボケ対策

サンフランシスコに到着すると、時間が戻っておりまた移動の疲労がありますが、決して夜まで眠らないことです!!もし眠れば、ひどい時差ボケとなりJavaOne期間全日程で苦しむことになります…

日中であれば、ジョグや散歩など日光を浴びながら軽い運動をしましょう。

食事

チポトレに行きましょう。私が大好きなメキシコフードチェーンです。

www.chipotle.com

$12ほどで済みますので、サンフランシスコでは財布に優しいです。

ボウル、ホワイトライス、ブラウンビーン、カルニタス、トマトソース、サワークリーム、チーズでだいたいいつも頼んでいます。

ランチ

JavaOneには昼休憩などありません!そのため、提供されるランチ(通常JavaOneメシ)をピックアップしセッション中に食べるか、1セッション行かずにお店に行くかです。サンフランシスコはアメリカの中では美食の街ですので、お店に行けば美味しく食べられます。ただし、物価が高いため、$20以上は覚悟しておきましょう。JavaOneメシははっきり言っておいしくありません。

ディナー

1人で行くのではなく、日本海外関係なく食事をともにして、より深い関係を築き、情報交換することをおすすめします! 私はフェリービルディングのカキが好きです。チップ込みで$50以上はかかりますが、サンフランシスコでは特別高いわけではないです。

パーティとの付き合い方

関ジャバというJUG(JUG)の代表であるため、通常の場合よりも少し多くパーティの招待が来ます。パーティに出ると、BOFなど夜のセッションには出られません。海外エンジニアに知り合いができると、パーティは再会の機会となり、非常に楽しい場となります。

JavaOne期間中の夜、私はこうでした。

日程 夜の予定
初日 APPDEV APPETIZERS AND DRINKS
2日目 JCP Party
3日目 予定なし
4日目 Oracle CloudFest
5日目 蟹One(後述)

CloudFestは、Oracle OpenWorldとJavaOne共同で、アーティストを招いてライブを開催するというものです。公式なイベントなので、4日目は夜にセッションがありません。また最終日の5日目は夕方でセッションが終わり夜はありません。

パーティとセッションを天秤にかけることになるのですが、バランスが大事と考えています。すべてのパーティに出るわけはなく、また一切パーティに出ずにセッションに出るとするわけでもなく…。日本人の方が少ない環境で海外のエンジニアと交流する機会もまたとても貴重です。ただ、夜遅くまでパーティに出て次の日に影響が出てしまうことも避けたいですね。

蟹One

毎年JavaOne最終日(木曜日)夜に、日本人参加者の有志で蟹(サンフランシスコ名物ダンジネスクラブ。日本の蟹とはかなり違います)を食べに行っています。

通称蟹Oneです。

connpass.com

会場からMUNIメトロという地下鉄に乗って40分ほどのThanh Longというお店です!高いけど、すごく美味しいのと、JavaOneに来るような人はJavaディープな人が多いので、こちらに参加すればたくさんの刺激が受けられます!5日目は夕方でセッションが終わるので、気持ちよく参加できます。

JavaOne 2018は

2018/10/28 Sun〜11/01 Thuです。日本からの最短日程だと、10/27の土曜に出国、11/02の金曜日に帰国便に乗り11/03に帰国、となります。JavaOneはOracle Code Oneに変わり、日程が変わりました。こちらのエントリを参照ください。

www.sakatakoichi.com

ぜひJavaOneに参加して一緒に楽しみましょう!!